自分だけの楽器
こんにちは、La Coppia Musica(ラ・コッピア・ムジカ)の岸田です🎵いよいよ台風シーズン到来ですね🌀皆さんどうぞお気をつけてお過ごしくださいね。
さて、今日は「自分だけの楽器」というテーマでお話します。
弦楽器🎻や管楽器🎷、ピアノ🎹などの楽器は、それぞれ手作りされており、一つ一つ音色や感触が異なります。そのため、購入する際には試演してから選びますよね。
声楽の場合、私たちの体が楽器です。他の楽器と異なるのは、壊れたからといって交換できないこと、そして、他の誰かが代わりに演奏できないことです。
たとえば、器楽では、同じ楽器を別の人が演奏すると素晴らしい音が出ることがあります🌟しかし、声楽ではそういうわけにはいきません。私たちは自分の体という素材を使って、自分で演奏するしかないのです。
先日、生徒さんからこんな話を伺いました。
「ぜん息持ちなので、息があまり続かないけれど、この体でできるだけいい歌を歌いたい。」
ぜん息と息の長さがどれだけ関係しているか、私はわかりませんが、この「この体でできるだけいい歌を歌いたい」という表現にとても共感しました😌
皆さんも、体の中で他の人と違うと感じる部分があるかもしれません。
- 🔵あごの手術後、あごにまひが残っている。
- 🔵右足を骨折して以来、右足の踏ん張りがきかない。
- 🔵左耳の聴力が低い。
など。
それらを嘆くのではなく、その体でどうやったらいい音を鳴らせるかを考えることがとても大切です。私があなたの体で歌を歌うことはできません。あなたの体で歌を歌えるのは、あなたしかいないのです。
そう考えると、自分の体も、歌うことも、より愛おしく感じられませんか💓?
だからこそ、自分の体と向き合い、自分の体をいい楽器に育てていきましょう。私も現在進行形で楽器を育てていますよ。
「声を育てる声楽入門講座」も、自宅でのレッスンも随時体験レッスンを行っています。ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
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