歌は振動

歌は振動

声楽

類は友を呼ぶ、と言いますが、同じ波長をもった人はお互いに引き寄せられますよね。これまでに私と出会った方々は、なにかしら同じ波長を持った人、なんですね(^▽^)

さて、波長とは、つまり、振動のことですが、歌に欠かせない「声」は声帯の振動で生まれます。歌は振動そのものと言えます。

振動は目に見えないので、「感じる」ことが大事なのですが、歌を歌う時、多くの人は自分の声を「聞こう」としてしまいます。

聞こうとすること自体は間違っていないのですが、自分の口から出た瞬間の声を聞こうとすると、体に余計な力が入ったり、そば鳴りする声(響きの少ない声)になってしまいがちです。

歌う時は、いったん体の外に出た声が、壁や天井に反響して返ってきた響きを感じながら歌うと、自分の声を最大限に響かせることができるようになります。

「大きい声」というのは、自分が頑張って大きく出した声ではなく、無駄な力が入っていない「よく響く声」です。

「よく響く声」を感じられると、自然と「大きな声」になっていきます。

お風呂場で歌うと気持ちいいと思ったことはありませんか?お風呂場はとてもよく響くので響きを感じやすいし、そもそもお風呂に浸かって体がリラックスした状態になっているので、無駄な力が抜けています。

「体の力を抜いて声を出すことができ、しかも響きを感じられる場所」がお風呂というわけです。逆にいうと、自分では小さい声で歌っているつもりが、外には意外と大きく聞こえているかもしれません(;^ω^)

そんなお風呂で歌っている感覚を、普段から感じられればいいのですが、普通の部屋はお風呂のように響かないし、リラックスもできない。なかなか難しいですよね。

ひとまずは、自分の声自体ではなく、「響き」を感じるようにしてみましょう。

「響き」を大事にすることが、自分の声や体を大事にすることにつながります。

私の教室は、声楽とドラムのための防音室になっています。

部屋の防音についてはまた別記事にまとめたいと思いますが、壁によって響きが変わるように設計されています。また、ドラムセットが置いてあるので、ドラムの方向を見て歌うとシンバルやスネアが振動します。うちで歌う際は、ぜひ、あちこち向きを変えて歌ってみてください。響きの違いを感じられますよ(*^▽^*)

さぁ、今年も、いい振動で、いい歌と、いい出会いを引き寄せましょう。