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一押しの食材・レンコン!

長い長い夏が終わりに近づき、秋の気配を感じられるようになってきました。旬には少し早いですが、喉にいい食材として、私一押しの食材「レンコン」について紹介します!

レンコンというと、どんなイメージをお持ちでしょうか?


私にとっては、レンコンは喉の薬。夏から秋の季節の変わり目、そして、空気が乾燥する冬には絶対オススメの食材です。レンコンのパワーが、きっとあなたの体調を整えてくれるはずです。それでは、一緒にその魅力を見ていきましょう!

レンコンの栄養成分

レンコンには以下のような栄養成分が含まれています。レンコンは穴だらけですが、栄養はこんなにたくさん詰まっているんですね!


  • 食物繊維
  • ビタミンE
  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • パントテン酸
  • ビタミンC
  • カリウム
  • などなど

中でも注目したいのは、食物繊維、カリウム、ビタミンCが豊富であることです。


  • 食物繊維

     便通を良くし、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病を予防する。

  • カリウム

     血圧を下げる。筋肉のはたらきの維持、むくみの予防・改善効果がある。

  • ビタミンC

     抗酸化作用、鉄の吸収を高めるはたらきがある。


漢方の視点で見ると、レンコンは空咳やのどの痛み、慢性的な下痢に効果があると言われています。次のサイトにも、のどの渇きや痛みの改善に有効、と書いてありますね。

潤いを与えてくれるので、のどの渇きや痛み、咳、痰などの改善に有効です。胃腸が弱っておこる食欲不振や慢性的な下痢の解消や、鼻血、女性の不正出血にも適しています。

何が喉にいいの?

レンコンが喉にいいと言われるのは、まずは、ビタミンCが豊富なことでしょう。柑橘系の果物はビタミンCが豊富ですが、喉が痛いときに食べるとしみることがありますよね。レンコンは果物のように酸味が強くないので、すでに炎症を起こしていても食べやすいと感じます。またレンコンのビタミンCは熱にも強いようですね。

ビタミンCは熱に弱いのですが、レンコンはでんぷんが多いため、ビタミンCを熱から守ってくれます。

さらに、レンコンにはタンニンが含まれていると言われています。レンコンを切ったときに黒くなる部分をアクといいますが、その黒くなる成分がタンニンです。タンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があると言われています。


私が、レンコンが喉にいいとオススメするのは、実体験があるからです。それは、風邪を引いてしまったときのことですが、喉がとても痛く飲み込むのがつらいくらいの症状でした。そのときにレンコンをすりおろしたものをお湯で割って飲んだところ、すーっと痛みが引いて行ったのです。その時の私には即効性があり、とても驚きました。すでに起きている炎症を抑えたのは、おそらく、タンニンの消炎作用が働いたからだと思っています。

この体験以来、私は、少し喉の乾燥を感じる、とか、いつもより疲労感がある、という段階で、レンコンはちみつ湯を飲むようにしています。痛いのはとにかくつらいですし、風邪を発症してしまうと治すのに時間がかかってしまいます。ひどくなる前、できれば発症する前に体調を整えようと考えるようになりました。今では、体調の変化に敏感になることで、多くの場合、風邪を引く前に治すことができると実感しています。

風邪かもと思ったらすぐ試して!レンコンはちみつ湯

私が、即効性があると感じたレンコンはちみつ湯をご紹介します。

<材料>一杯分

  • レンコン…1㎝くらい
  • 生姜…ひとかけ
  • はちみつ…大さじ1
  • お湯…180cc
  1. レンコン・生姜は、皮をむき、すりおろす。
  2. ➊とはちみつをマグカップにいれ、お湯を注ぐ。
  3. よくかき混ぜて、少しとろんとしたら、できあがり。
  4.           

    ※レンコンや生姜の繊維は、食物繊維!栄養満点なのでそのまま食べてしまいましょう。


今日は、レンコンの栄養について見てきました。レンコンは、輪切りにして煮たり、すりおろして団子にしたり、チーズと一緒に焼いてレンコンチップにしたり、たくさんのレシピがあります。我が家ではすき焼きに入れたりもします。旬も長く値段もお手頃、栄養も豊富な万能食材と言えるのではないでしょうか?


旬の食材をおいしくいただいて、体調を整えていきましょう!