声楽は楽器交換できません
こんにちは、La Coppia Musica(ラ・コッピア・ムジカ)の岸田です🎵
ようやく秋らしさを感じるようになってきました。空が高く気持ちがいいです。
さて、先日、あるジャズカフェにライブを聴きに行ってきました。
そこで、ちょっとした事件が・・・👀
テナーサックス奏者の楽器が壊れてしまい、急遽、別の方の楽器を使うことになったのです🎷
その奏者の方は、まるで自分の楽器のようにそのサックスを演奏し、何事もなかったかのようにライブは終わりました👏
これは、声楽では絶対に起きないことだなぁと思いながら演奏を聴いていました。
声楽は、自分の体が楽器なので、壊れたからと言って、交換したり、他の人の楽器を借りて演奏することはできません。
「他の人の体を借りて歌ったらすごい歌いやすかった~😆🎶」みたいなことができたら、もしかしたら上達も早まるかもしれませんね😅
でも、それは不可能なことです。それゆえ、楽器である自分の体のメンテナンスがとても大事なのです。
今回のライブで、楽器を替えて演奏するようすを目の当たりにし、驚くと共に、羨ましくもあり、声楽の特殊性を改めて感じたのでした😌
交換できないからこそ、まず、自分の楽器である体を作ることが大事な要素になります。そして、その楽器をコントロールできるように繰り返し練習します。壊れてからメンテナンスするのではなく、壊れないように自分の体を丁寧に扱う、それを声楽家はみんなやっているのです。
また、自分の体を使うしかないので、自分自身と向き合うことがとても重要になってきます。どんなにソプラノに憧れても、メゾソプラノはメゾソプラノだし、高い身長に憧れても、これ以上、身長は伸びません。今ある素材を最大限に生かすしかないので、自分の体と向き合い、自分の体を大切にしてあげること、それが、他の楽器にはない、声楽の特徴ではないでしょうか?
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