かわいらしい人

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私の教室は、70代の方がたくさんいらっしゃいます。みなさんとても若々しく、素敵な方ばかりです。

私は声楽を教えることが仕事ですが、いろいろとお話を伺う中で、考え方や生き様に感銘を受けることが多々あり、私の方が勉強させていただいているなぁと感じます。

そんな中、母親ほど年上の方に対して失礼に当たるかもしれませんが、会うたびにかわいらしい方だなぁと思ってしまう方がいます。

見た目もそうですが、しぐさやちょっとした質問の仕方など、思わず微笑んでしむようなかわいらしさがあるのです。

それは、幼い子をかわいらしい、と感じるのとは違って、かわいらしい女性、という彼女の魅力なんだと思います。

レッスンの前の会話でもその魅力を感じるのですが、レッスンを始めると、そのかわいらしさが一層開花するので、なんだかいつもニヤついてしまうんですよね( *´艸`)

純粋に発声のことを考え、一生懸命に取り組んでいるとき、その人の本質が見えてきます。余分なものがそぎ落とされて、その人の性質が姿を表すんです。

それだけ「歌う」ということが、原始的というか、人の本質に近いところにあるんだと思うんです。

以前、歌を歌うということは自分を裸にすることだ、と言われたことがありますが、

指導する立ち場になって、歌を歌うこということは自分を隠せないことだ、と感じるようになりました。

どんなにきれいな声で歌おうと、どんなに上手に歌おうと、逆に、小さい声で歌っても、ごまかしごまかし歌っても、その人の本質は隠れずにひょっこり顔を出します。

そういうものです。

生きることと、歌うことは、似ているのかもしれませんね。

あのかわいらしい生徒さんのように、私もかわいらしく生きているかなぁ、なんて思いにふけってみました。

今日は、コーラス指導に行っているデイサービスで、年に一度の発表会がありました。みなさんいつもより大きな声で全11曲を歌い切りました。ありがとうございました。いつも私の方が元気をいただいています。利用者さんの写真は確認が撮れていないので掲載できませんが、この手作り感満載の看板が家庭的な温かい雰囲気を物語っています( *´艸`)