生徒の声②

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今年、最初のうぐいすの声を聞きました。最初だからか、まだ完璧な「ホーホケキョ」ではなく、「ホケ、ホケ」と何度も練習しているようでした。うぐいすも歌の練習するんですね。季節がどんどん進んでいることを実感します。

 

今日も、生徒さんが回答してくれたアンケートを紹介します。


80代男性
①どんな思いでレッスンを受講してみようと思ったのかお聞かせください。

埼玉第九合唱団に在籍したことが有りましたが、ここ数年、歌うことを忘れていました。「声楽教室」のチラシを見て受講しました。

②レッスンを受講してみた感想をお聞かせください。

個人レッスンは初めて、すばらしい事と思いました。自宅の近くで受講出来ることは幸せです。

③レッスンを受講する前とした後の「声楽」のイメージについてお聞かせください。

タマネギの発声法を知らないで今まで歌っていました。声楽を教えてください。

④講師の印象についてお聞かせください。

きれいな声で歌ってくださり、すばらしい事です。

⑤今後の目標についてお聞かせください。

私に合った歌を教えてください。自分のオハコ歌を見つけてください。


この生徒さんは、85歳。

85歳とは思えないほど、つややかで若々しい声を持ったテノールです。

初めてレッスンにいらっしゃった日、歌った後に彼の口から、こんな言葉があふれ出てきました。

「ああ、歌いたかった。」

歌いたくて仕方なくて、歌えたことをとても喜んでいる、という印象でした。

だったら、もっと歌いましょう(‘ω’)ノ

そんなやり取りがあり、この生徒さんはその日から毎週、通ってくださっています。

さて、この生徒さんもそうなのですが、「個人レッスン」を初めて受ける、という方が意外とたくさんいました。特に歌の場合、コーラスにしても、カラオケ教室にしても、10人くらいで歌うことが多いようですね。

初めて個人レッスンを受ける方は、ドキドキしながらも、一生懸命に取り組んで、終わった後には、口をそろえてこう言います。「1時間があっという間にすぎる」。

ドキドキするのは最初だけ。あとはじっくり自分と向き合って、歌に集中するので、時間はあっという間に過ぎていってしまうのですね。

声楽は、自分との対話なので、みんなと一緒に何となく歌ってしまうと、自分への集中力が欠けてしまいます。しっかり自分の体と、自分の声と、自分の心と向き合うための時間を作るには、やっぱり個人レッスンがいいと思います。

ただ、他の人がレッスンを受ける様子を見ることによって、自分にもプラスになることは、たくさんあると思います。

なので、個人レッスンとグループレッスンを混ぜてレッスンの計画を立てるのが一番いいと思っています。月に1回個人レッスンを受けて、2回はグループレッスン、といった感じです。

そのため、私の教室では、月謝制にはしていません。毎回、来た日に、その日の分をお支払いただいています。人それぞれ回数が異なるからです。そのスタイルをうまく活用して、個々に上達していってほしいと思います。

もう一つ、この生徒さんが回答してくれた中に、タマネギの発声法、とありますが、これは、私が、息の袋のイメージを説明するのにわかりやすいと思って、タマネギに例えたものです。

この方にとっては、タマネギの例えが、わかりやすかったのですね。「うまくできない」と言いながらもしっかりイメージしている様子が伝わってきたので、何度もタマネギの例を出しているうちに、タマネギの発声法、となってしまったのでしょう(;^ω^)

こんな感じで、いろいろなものに例えて説明するようにしています。声楽は、目に見えない部分が多いので、イメージに頼る部分がほとんどです。そのイメージがうまくできないと、なかなかできるようになりません。

そのイメージというのが、また個々の感覚に頼る部分が多いので、同じ例えを言っても、伝わる人とそうでない人がいます。伝わらない人に同じ例えを繰り返し言っても、絶対にイメージはわかないので、別の例えを出して、正しくイメージできるように導いていきたいと思っています。

「講師の印象」については、お世辞が多いと思いので、あまり天狗にならないように、うれしく受けとめていますが、受講した感想や声楽のイメージは、私にとっても、これから声楽を始めたいと思っている人にとっても、参考になると思います。教室のイメージや声楽のイメージを膨らまして、習ってみたいけど、一歩踏み出せないでいる方がいたら、ぜひお問い合わせくださいね。

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